仕事の現場で「新入社員が質問してくれなくて困っている」という声をよく聞きます。その一方で、新人は「どうやって質問したらいいのか分からない」「上司や先輩は忙しそうで声を掛けていいのか不安」といった悩みを抱えています。
このワークショップでは、内定者の皆さんと「おおはしゃぎ」の旅に出発し、3つのイベントを通して、質問の「型」と「姿勢」を学んでいただきます。旅が終わるころには、今日からすぐに役立つ「質問力」を身につけられる、実践的なプログラムです。
新人に必要な「質問力」とは?
Z世代はデジタルネイティブ。検索エンジンやSNSを活用して情報を得るのはお手の物です。しかし、仕事の現場には、それだけでは解決できないことが沢山あります。そこで必要になるのが、自身が分からないことを整理し、上司や先輩に「質問」して、適切な答えや助言をもらう力です。「おおはしゃぎ」の旅に出て、そんな場面で必ず役立つ、質問の「型」と「姿勢」を身につけましょう!
ワークショップのポイント
伝わる質問をするための ポイントと効果をチェック!
伝わる質問と伝わらない質問を比較しながら、相手に伝わりやすい質問をするための「おおはしゃぎ」のポイントと効果を一つひとつ確認します。
キーホルダー作りで 伝える姿勢を楽しく理解!
質問する際に意識したい要素を組み合わせて、グループでキーホルダー作りに取り組みます。伝える姿勢を楽しく確認・理解することができます。
質問の「型」と「姿勢」を 実際にアウトプット!
ワークショップの最後には、ここまで学んだ質問の「型」と「姿勢」を実際にアウトプットしてもらい、入社後の実践へとつなげていきます。
ワークのご紹介
Event1 伝わる質問の特徴ミッケ!
グループで良い質問と悪い質問の違いを探し、良い質問はなぜ伝わりやすいのか、どのような効果があるのかについて考えます。良い質問の特徴は、具体的には「思いやり言葉」「大まかな概要」「背景/目的」「調べたこと」「疑問を提示」という5つのポイントにまとめられます。このワークショップでは、これらの頭文字をとった「おおはしゃぎ」というキーワードで質問の「型」を学んでいただきます。
Event2 キーホルダー作り
質問の「型」を学んだうえで、伝えるときに意識したいことについてグループで話し合います。さまざまな素材(アイコンやイラスト)を組み合わせて、大事にしたい要素を盛り込んだ、オリジナリティあふれるキーホルダーを作っていただきます。みんなで楽しく取り組みながら、相手に伝わりやすく、気持ちのよいコミュニケーションをとるための「話し方」「聞き方」について確認することができます。
Special Event 学びを活かそう!
ここまでの2つのイベントを通して、内定者の皆さんには質問の「型」と「姿勢」を学んでいただきました。3つ目のワークでは、仕事の現場を想定したシチュエーションに基づきながら、ここまでの学びをアウトプットしていただきます。ただ学ぶだけではなく実際の仕事場面に落とし込むことで、ここまで学んできた「質問力」を入社後に「活用できる! 活用したい!」という前向きな気持ちを持つことができます。