新人や若手の研修に取り入れたい項目に上がる「ロジカルシンキング(論理思考)」。社会人になると、友人や家族ではない、バックグラウンドの異なる人々と一緒に仕事をします。そこでは論理的に考えることや分かりやすく説明することが不可欠です。
このワークショップでは、グループで楽しみながら、情報を整理して筋道を立ててものごとを考える「筋道思考」を学び、その「大切さ」に気づいていただきます。入社後に必要となる論理思考への足場架けとなるワークショップです。
なぜ「筋道思考」なのか?
職場で求められる「論理思考」は、ビジネス文章やコミュニケーション、仕事への取組み方などあらゆる仕事の基本になります。社会人の世界では、直感や感覚だけではなく、その意見や判断の根拠「なぜか」が求められます。論理思考は一朝一夕で身につけられるものではありません。入社後にいきなりスキルをインプットするのではなく、ぜひ内定時期から、筋道を立ててものごとを考える「筋道思考」の重要性とポイントを学びましょう。
ワークショップのポイント
新人探偵となって犯人を推理して事件解決!
内定者や新入社員が難しい印象を持ちがちな「論理思考」について、新人探偵という設定で、楽しく前向きな姿勢で学び、身につけることができます。
目的を明確にする方法やロジックツリーを活用!
論理思考の基本となる目的を明確にする方法やロジックツリーについて学ぶだけでなく、推理の中ですぐに実践し、理解を深めることができます。
全員で推理することで内定者のつながりを深める!
内定者には新人探偵“団”として全員で事件の解決に挑んでいただきます。真剣ながらも楽しく取り組むことで、同期同士のつながりを深めます。
ワークのご紹介
Mission1 事情聴取!わくわくワーク!
内定者の皆さんが「新人探偵」となって、ある事件の犯人を見つけてもらいます。筋道を立ててものごとを考える大切さを理解していただいた後、まずは情報を整理し、事件の全体像を捉えるワークを実施します。筋道思考のためには「目的」を明確にし、「全体像」を押さえることが必要不可欠です。現状・目的・原因を正確に結びつけるために、まずは情報を的確に収集し整理することを実践します。
Mission2 筋道みちみちワーク
なぜ事件は起こったのか……? ここでは、論理思考のフレームワークとしてよく用いられる「ロジックツリー」について学びます。前半のmissionで収集した情報を用いながら、グループの仲間と一緒に事件発生の状況を分解・整理していくワークです。内定者同士で楽しくワークシートを埋めながら、「漏れなく、ダブりなく」といった鉄則や、ロジックツリーの具体的な進め方を身につけることができます。
Bonus Mission 犯人を特定しよう
一体、犯人は誰なのか……? ここまでの2つのミッションを通して整理した情報を用いて、いよいよ犯人を特定します! 無事に事件を解決できたら、筋道思考のポイントを改めておさらいします。机に向かって勉強することをイメージしがちな「論理思考」。このワークショップでは、グループで協働して楽しみながら学ぶことができます。難しく感じがちな論理思考を身につけるための足場架けになるはずです。