配属初期の関係構築ワークショップ
OJT指導に関して、指導員も新入社員もさまざまな悩みを抱えています。実は、それらの問題の多くは、初期段階での関係構築が不十分なことに起因しています。OJT指導がはじまる前に「関係の質」を高めることで、気持ちの良いOJT指導をスタートし、指導の効率性を高め、新入社員のスムーズな組織社会化を促すことができるのです。
本ワークショップでは、OJT指導員と新入社員の双方が、それぞれに抱えている「思い」をお互いに「知る」ことを重視しています。ペアでワークに取り組む中で、お互いのありのままの姿や意見を伝え合い、実際の職場での協働イメージをつかんでいただきます。それらを通して【二人なりのOJT指導】のあり方を見つけることを目指します！
OJT指導員と新入社員の関係構築を現場に任せっきりにするのではなく、両者が参加するワークショップを実施することで、早期の段階でお互いのことを深く知り、これから始まる仕事への楽しみと期待が生まれます。
ワークショップは「自己紹介」「自己開示＆相互理解」「協働」と徐々にステップアップしながら進行します。120分のワークショップを通して、お互いへの理解を深めながら、着実に関係構築を図ることができます。
業務では「これが一番正しい」という模範解答がないことも少なくありません。互いを良く理解し、二人で意見を交わし合いながら、答えを探すというワークを通して、二人なりの協働のイメージを持つことができます。
OJT指導員と新入社員がペアになって、事前課題としてワークシートに記入した内容（名前・出身地・趣味・学生時代の部活など）をもとに自己紹介を行います。ただ聞くだけではなく質問集を参考にしながら、それぞれが語った内容を深掘りしていきます。まずは少しずつ「自分を知ってもらう＆相手を知る」ことから始まります。
事前課題で取り組んだ「BIG5」に基づくパーソナリティのグラフを見せ合い、過去の経験を交えながら、自分のありのままの姿を「自己開示」してもらいます。ここでも、積極的にリアクションしたり、質問したりしながら、相手のことを深掘りします。相手との共通点や違いを発見しながら、さらに「相互理解」を深めていきます。
実際の職場で起こりそうな状況設定を読んで、自分ならどのような行動をとるかを各自で選択します。さらに、お互いに選んだ行動やその理由を説明し合った後、より良いオリジナルの解決策をペアで考えます。互いを理解し、意見を交わし合いながら、二人なりの答えを発見していく「協働」を体験し、イメージを持っていただきます。
「本当に現場の人が必要とする研修を作れるか」を意識して、研修開発に取り組んできました。学生らしいユニークな世界観ながらも、皆様のOJT指導の役に立つ研修だと思いますので、ぜひよろしくお願いします！
「何を1番届けたいのか？」「ワークショップが終わった時にどのような姿になってほしいのか」を大事にしてポップなワークショップを完成させました！ワークショップ前と後では、きっと違う貴方に出会えるはずです！
Z世代・学生ならではの視点で、OJT指導をより良くしたいと考え、本研修開発に取り組みました。これを足掛かりとして実際の業務がより充実したものになれば嬉しい限りです。是非よろしくお願いいたします。
「仕事もしたことがない大学生がOJT指導を？」仕事の世界に足を踏み入れていないからこその客観的な視点と大学生らしさに、ヒアリングやデータから浮き出る現状、そして中原ゼミナールの知識を存分に組み合わせたワークショップをぜひご体験ください！
「大学生が企業組織に提供できる価値とは？」をひたすら追求し続け、幾度も成功と失敗を経験し開発しました。クリエイティブで今までにない「これからの研修」を体験していただけると思います。
ダイヤモンド・ヒューマンリソース HD販売推進室
本ワークは初期の関係構築によって、より良いOJTのスタートを切ることが目的です。開発の中で、自分達と年齢が近い新入社員の方々だけでなく、指導経験がある方々にもお話を伺いました。是非、OJT活性化の第一歩にご活用ください。
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ダイヤモンド社 人材開発部 TEL : 03-5778-7229
