Laboratory of
Training Development

研修開発ラボ

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About 研修開発ラボ

ダイヤモンド社人材開発編集部 研修開発ラボのご紹介

監修者の言葉

  企業内人材育成は、「内製化」に向けて大きく変わり始めています。
「内製化」は単純に「従来アウトソーシングしていた研修」を「企業内部」で開発するということではありません。経営に対する企業人材育成の位置づけを、より戦略的かつ実効性の高いものにし、ひいては、研修を組織風土の変革(組織開発)につながる手段として位置づけなおす活動でもあります。
  かくして、「新たな企業内人材育成」は、以前にもまして、組織・職場のニーズ、経営戦略の実現に、いかに「貢献」できるかが問われます。

  「研修開発ラボ」は「研修開発」に関する「ラボラトリー」です。「ラボラトリー」とは、何かを生み出したいと願う人が、いったん社会から「隔絶」した場所に自らをおき、新たな物事を創造したり、探究する場所です。
  故に、「研修開発ラボ」でわたしたちは、会社を離れ、じっくりと、かつ、ゆっくりと、だが確実に、自社の研修開発に関する将来を探究します。
「研修開発ラボ」は、参加なさる方々自らが「自社にフィットした人材育成のあり方」を見出し、プランニングすることを目的としています。そして運営スタッフは、それらを全面的にサポートします。
  そして、「研修開発ラボ」には、もうひとつの狙いがあります。
  それは、「学ぶ」を引き起こしたいと願う人々、ないしは部門が、「願い」と同時に引き受けなければならない「責務」です。

  研修開発を仕事になさる方は、他人(しかも大の大人)に、変われ、成長して欲しい、学んで欲しい、と願います。

  しかし、そのメッセージは常に自分にもブーメランのように返ってくることを自覚しないわけにはいきません。

あなたは、他人に「学べ」という
あなたは、他人に「挑め」という
あなたは、他人に「変われ」という 

そういうあなたはどうなのだ?

あなたは、自ら「学んで」いるのか?
あなたは、自ら「挑んで」いるのか?
あなたは、自ら「変わろう」としているのか?

  研修開発ラボは、人材育成に関わるみなさま、さらには人材育成部門が、自らの仕事のあり方を「変革」し、今後どのような新たな役割を担っていくべきなのか、について考えるラボラトリーでもあるのです。

一緒に未来を構想しましょう!
Have serious fun !

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写真:株式会社Trinity

中原淳

立教大学 経営学部教授
専門は経営学習論。大阪大学博士。
「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人々の学習・成長・コミュニケーションについて研究している。

著書に『企業内人材育成入門』(ダイヤモンド社)『経営学習論』(東京大学出版)『プレイフル・ラーニング』(共著、三省堂)など。
Blog : NAKAHARA-LAB.NET

ファシリテーターの言葉 関根 雅泰氏

このたびメイン講師を務めさせて頂く関根雅泰と申します。
研修ベンダー時代は営業として、独立してからは講師として、研修業界には15年以上関わらせて頂いております。

研修企画運営の仕事を通じて、多くのコツを職人芸的に学んできましたが、なかなかお客様や講師仲間に伝えきれないもどかしさを感じていました。
そのような中、大学院時代の指導教員である中原先生が、研修企画者や講師としてのノウハウを分かりやすい書籍にまとめてくださいました。研修の最前線に立つ講師として、この本に更に血肉を通わせ、皆さんと実践知を共有していけたらと考えています。

リアルの場で集まれるセミナーでは、本を読むだけでは理解しづらい点の体感や実践、参加者同士の意見交換を中心に進めていきます。また、中原先生のお力を借りながら、本には載せきれなかった最新の研究知見も提示していきます。
この本を上書きしていく心づもりで、皆さんと共に学んでいけたらと願っています。セミナーでお会いできることを楽しみにしております。

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関根雅泰

株式会社ラーンウェル 代表取締役
米国、南ミシシッピー大学卒業。
帰国後、営業会社、企業内教育研修会社での講師を経て、2005年にラーンウェルを設立し、一部上場企業の人材育成を支援。
2010年、東京大学大学院 中原淳准教授の研究室に参加。2013年、東京大学大学院学際情報学府卒業、修士号(学際情報学)取得。
研究分野は「OJT」と「組織社会化」。
著書に『教え上手は、学ばせ上手』(クロスメディア・パブリッシング)、『これだけはおさえておきたい仕事の教え方』(日本能率協会マネジメントセンター)等がある。

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鈴木 英智佳

株式会社ラーニング・クリエイト 代表取締役
慶應義塾大学商学部卒業。
花王株式会社にて人事部門に在籍後、教育研修ベンチャー企業に転職。100名を超える契約講師の採用・育成・アサインなど全プロセスをプロデュース。2011年に独立し、ラーニング・クリエイトを設立。“参加者の学ぶ意欲を刺激する”教え方を体系化し、企業研修の内製化を支援する「社内講師養成コンサルタント」として活動している。
著書:『爆笑する組織~会社を強くするだじゃれ仕事術~』(自由国民社)

ファシリテーターの言葉 鈴木 英智佳氏

このたび、「研修開発ラボ」で皆さまの学びをサポートさせて頂きます、鈴木英智佳と申します。

研修参加者に「学ぶ楽しさ」を、研修講師に「教える喜び」を届けたい。
私は日々、そんな想いを持って、企業における研修の企画・実施、社内講師の育成や研修内製化を支援させて頂いています。

これまで、私自身、試行錯誤を繰り返しながら、たくさんの研修プログラムの開発や実施に携わって来ました。カタチのない研修という知的生産物を勘や経験に頼ることなく、体系的かつ再現性をもって生み出して行くことは、「学ぶ楽しさ、教える喜び」を多くの方と共有するために、私が探究し続けているテーマの1つです。

そんな中、中原先生が研修開発のノウハウを凝縮された『研修開発入門』の内容に沿って、体感と実践を通して効果的な研修の企画・設計の進め方を学ぶ本セミナーで皆さまとご一緒できることは、私としても望外の喜びです。

何となく、見様見真似で、どこか不安を感じながら研修開発や社内講師の仕事を進めている方も多いことと思います。そんな皆さまに安心感と拠りどころを持ち帰っていただけるよう、最も難しいと思われる「理論を実践に落とし込む」部分で、私のこれまでの経験を余すところなくお伝えできればと思っています。

研修開発ラボで、皆さまと「学ぶ楽しさ、教える喜び」を共有できることを楽しみにしております!

ファシリテーターの言葉 島村公俊氏

このたび、新しく「研修開発ラボ」で皆さまの学びをサポートさせて頂くことになりました島村と申します。

私は、前職ソフトバンク在籍時に、ソフトバンクユニバーシティにおいて研修の内製化をリードして参りました。研修プログラムを開発する折、この「研修開発ラボ」を受講し、そして、『研修開発入門』を参考にしながら数多くの研修開発を進めてきました。

私は、この講座を通じて、研修予算に依存せず、現場感のある研修を数多く社員に提供することで、学び合う環境を社内に創り上げることができました。また、企画した研修と実施内容のズレがなくなり、現場責任者の意向に応えられる組織課題を解決する研修を提供できるようになりました。

私は、この講座の卒業生として、現場に近い視点でみなさまのサポートができればと考えております。

みなさんの中に、より多くの社員の皆さんに学ぶ場を提供したい、そして、より現場感のある実践的な研修を提供したい、そんな想いを少しでも感じられていらしたら、ぜひ、本講座にお越しいただきたいです。その想いを共に実現させていきましょう。全力でサポートいたします。

皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

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島村 公俊

1977年生まれ
2001年日本能率協会マネジメントセンター株式会社に入社。営業、コンサルティングを経験。主に教育体系の構築に従事。その後、教育サービス会社を経験。
2006年ソフトバンク株式会社に入社。ソフトバンクユニバーシティの立ち上げならびに研修の内製化のプロジェクトを推進、100名を超える講師を育成 2015年講師ビジョン株式会社を設立 研修の内製化を支援し、学び合う風土の醸成に貢献するサービスを展開中。主に若手、中堅を対象にしたビジネススキル研修の提供と研修の内製化に関する講演会を提供。

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プログラムの設計思想

研修開発ラボでは、組織・現場のニーズ、経営戦略をふまえ、経営に資する社内研修を構築することに焦点を当てています。経営に資する研修をするために、組織・現場の真なる問題を掴み、適切に対処するために様々な知見を用います。 個人が持つ経験的知見と学術的知見を織り交ぜた統合的知に触れることで、参加者自らの変革のきっかけとなることを願っています。

そして、このセミナー自体が、皆様の業務の「上質な型」となるよう設計されています。その型を身につけていただくために、そしてすぐに実践していただけるように、レクチャー、個人ワーク、グループワーク、演習を組み合わせ、螺旋階段を上るように進められます。

身につけた型は、そのまま用いることもでき、また、そこに自身の知見、環境を加えてより自社に適したものへと昇華でき得るものです。
ぜひ皆様で「わが社の研修」を創りあげていただきたい、と願っています。

研修開発ラボは、すべてのコンテンツを「研修開発入門」に準拠して構成されています。受講される方は、必ずご精読の上ご参加ください。

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2024年度 開催日程 決定!

研修開発ラボ(2024年度)

全5回の継続的な学びと実践を通して、研修の企画から実施までを全面サポート

日 時:
各回 13:00~17:00 ※第4回は1日目午後(13:00~17:00)と
2日目午前(10:00~13:00)の2日間で実施いたします
会 場:
オンライン(Zoom)配信
対 象:
企業の経営層、人事(教育・研修・人材育成)担当者
参加費:
¥330,000円/1名
定 員:
15名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
お申込みはこちら

第1回 企画編

2024年11月1日(金)

〈自社課題に即した研修企画〉

① 研修ニーズ分析

② 対象者分析

③ 研修ゴール設計

第2回 転移編

2024年11月19日(火)

〈研修転移を促進する仕掛け〉

① 転移促進策

② 企画・設計との連動

③ 自己効力感の高め方

第3回 設計編①

2024年12月13日(金)

〈研修効果を高める研修設計〉

① 学習項目の洗い出し

② 研修設計のポイント

③ プランニングシート

第4回 設計編②

2025年1月27日(月)&1月28日(火)

〈中原先生 公開ゼミナール〉

① 研修プランの発表

② 中原先生コメント

③ 相互フィードバック

事後フォロー

各自

〈講師陣による個別コンサル〉

公開ゼミナールを踏まえた研修プランのアップデートを講師陣が個別フォロー

第5回 実施編

2025年2月21日(金)

〈学びを促進する講師術〉

① 教えることの技法

② オンラインの講師術

③ ロールプレイング

セミナーの様子

プレセミナー、第1期セミナーの様子です

受講者の声

たくさんのご意見ご感想をいただきました。

経営に貢献する事が研修の究極の目的であるという、シンプルで当たり前のことを今更ながら気づくことができました。経営を俯瞰することが、人事として必要です。
事前課題があったことで参加の心の準備が出来た 内容はハードだったが楽しく参加できやってみよう!の気持ちが高まった 言葉についていけないことや経験不足があっても参加できた実感が持て、安心した。
上の巻き込みの重要性は認識していたつもりですが、もっともっと働きかける必要があると思いました。
ニーズ分析として参加者の分析は行っていましたが、経営ニーズなどはぼんやりと把握しているにすぎなかったことに気づきました。(上からの、お客様からのオーダーだから、くらいにしていたことも)今回の事前課題はもう一度そこから整理します。
参加メンバーとのやりとり(担当者同士で具体的な困っていることを聞く)の機会は実はあまりなく、いい機会だと思う。
原理原則を踏まえ、お客様目線で学習者中心の考え方で研修を企画・実行・振り返りしなければ、と思いました。原理原則を無視したサボり研修を容認しない、させない行動をとろうと思いました。
ある程度「知っていた」原理でも、実際には全然実践出来ていなかったことに改めて気づくことが出来ました。思い切って二日間かけて勉強をしに来てとてもよかったです。
研修を浅く考えていたことがよくわかった。考え学び実施している人の話、体験が聞けて、自分の心に火をつけることができた。

(開催アンケートより)

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